サイズの常識が変わってきた

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腕時計は、女性が似合うとされるレディースサイズ、男女どちらでも似合う、または中高生などの子供でも似合うとされるボーイズサイズ、男性が似合うとされるメンズサイズに分かれています。

メンズサイズは必ず男性が着用しなければならないというわけではありません。ここ数年デカ厚ウォッチが流行したからか、女性が男性用の時計を着用する、という行為は別段珍しくなくなってきたのです。

個人的な所感ですが、90年代後半カシオのGショックやBaby-Gが女性に人気となってからこのような傾向が出始めた気がします。
レディースサイズは、時計の直径がだいたい25mmあたりを下回るサイズが一般的で、腕周りが180mmほどある男性が着用すると、かなり違和感があるのでとてもじゃないけど似合うとは言えません。

ボーイズサイズは30mm程度となっており、女性や小柄な男性が着用しても似合いますが、レディースと同じく、大柄な男性が着用すると時計が小さく見え、とても似合うとはいえません。

そもそも腕時計が主流となり始めた頃、最初は懐中時計を手に巻いていたほどですからかなり時計の存在感があったはずです。

現代のように文字盤に蓄光加工を施されているのが一般的ではない時代、視認性を向上させるために大きめの時計が使われていたという情報もあります。

輸入時計は、日本人向けモデルなど日本人を意識したモデルの場合、違和感ないサイズに仕上げてくれている事が多いのですが、そうではない外人向けのモデルでは大柄な欧米人向けにデザインされています。

せっかくデザインが気に入って購入しても、あまりに不釣り合いな大きさでは時計と手首の間がスカスカになってしまい、見た感じで不恰好になってしまう可能性があります。

時計を選ぶ際は、一般的に言われるレディース、ボーイズ(ユニセックス)、メンズなどの選び方よりも、手首のサイズと時計の直径を知り、違和感のない大きさをセレクトすることがベストなサイズ選びをする基本と言えます。

バイヤー:合田圭四郎

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