秒針を違う動きで楽しめる、オープンセコンド

オリジナルウォッチの新しい文字盤を製作してみました。9時方向に秒針が配置されている構造のムーブメントなので、文字盤側をくり抜き、スモールセコンドをむき出しに。

裏側まで見えるスケルトン仕様のムーブメントなので、地板ではなく秒針の裏側である4番車とガンギ車がむき出しになり、躍動感ある動きを楽しませてくれます。

機械式時計には「日差」があり、秒針を正確な時刻に合わせたところで翌日には若干狂ってしまいます。秒針を時報と合わせることで、実際の使用でどれほど日差が出るのか、計測をするのには便利な機能なのですが、それ以外はあまり実用的な機能とは言えません。

機械式時計の秒針は、動作確認用程度にとらえていただくことをよく接客時にお客様へ説明していますが、動作確認用であれば、もう少し機械らしさを楽しめないかと思い、あえて秒針の裏側にある、本来であればスポットの当たらない4番車やガンギ車を見えるようにむき出しにしてみました。

これにより「機械式時計らしさ」をよりお楽しみいただける仕様になったと思っています。

よくテンプ輪部分をむき出しにした「オープンハート」が有名ですが、今回製作した文字盤は名前をつけるとしたら「オープンセコンド」です。躍動感ある機械の動きを楽しめる時計に仕上がっています。

正美堂 合田圭四郎

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