時計が詳しそうに思われるガラスの見分け方

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時計の文字盤を覆っているガラスには種類があります。
アンティークモデルなどよく見ると、ガラス部分が硬質プラスチックでできているタイプです。ミネラルガラスやプレキシガラスなど、微妙な違いはありますがブランドにより呼び名が違っていたりします。いろいろ言い換えるとややこしくなるのでミネラルで統一しておきます。

車のフロントガラスのようになっており、家によくある窓ガラスとは違い、ヒビが走っても粉々に割れることはほとんどありません。

柔らかいので小傷が入りやすいですが、深い傷でなければ専用のコンパウンドで磨くことにより傷を消すことができるのです。たまに磨くことに寄り視認性があがるので、メンテナンスを楽しむのならミネラルガラスはやりがいがあります。

他にはサファイアクリスタルがあります。
サファイアとはダイアモンドの次に硬い素材とされており、かなり頑丈です。ミネラルガラスと比べ、傷が入ることはほとんどありません。高価な素材なのである程度いい時計に使われやすいのが特徴です。

傷が入ることはほとんどありませんが、ミネラルガラスのようにヒビは入らず割れたり欠けたりするのが特徴です。修復することはできず、最悪割れてしまった場合は即交換となる部品です。

本当に硬い素材なので加工がとても難しく、低価格なブランドやモデルではよくガラスが平面で仕上げられています。ある程度いいブランドになると加工技術を持っていたりするので、たまにカーブがかかったガラスがあります。

時計によく使われるガラスはこの2種類となるのですが、あまり知識がない方には注目されることはありません。サファイアガラスを使っているからといって、必ずしも高級モデルとは限りませんし、ミネラルガラスを使っているからといって安物と決めつけるのは安直すぎます。

こシリーズによってあえてミネラルガラスを使うモデルも存在します。どんなブランドか全くわからない時の参考に思っておくと、時計店で見る時に役立ちます。

もちろん店員に確認すると間違いない返答してくれるとは思いますが、それはあくまでも知識のある人やカタログを参照しながら対応してくれる人となります。(まれに間違った知識であったりカタログが間違っていることがあるので100%正しいとは言い切れません)

見た目でだいたい判断すのであれば、ポコっと浮いているような計上している場合、多くミネラルガラスである事を察する事ができます。見た目はざっくり判断できればいいと思いますが、次のステップでは実物を触って確認します。

実は、ガラスの素材は触るとわかりやすいのです。

通常時計店の陳列棚は、専用の蛍光灯が使われていることが多いのでとても高温になっています。まずは棚から取り出し、次に文字盤に保護シールが貼られていないかを確認します。

その上で店員さんと話しをしたり、なるべくガラスに触らないよう着用し鏡で似合うかなどを確認します。ある程度時間が経過すると、時計の温度が飾られていた時よりは下がってくるので可能な限り長時間外気に触れさせます。

そしてガラスを触ってみるのですが、指の腹を使うと微妙な温度の差を感じ取ることが困難です。なので指の反対側、または手の甲でガラスに触れてみると、より温度を感じ取りやすくなるのです。

ガラスが冷たいと感じると、そのガラスはサファイアガラスということになります。逆に暖かい、または常温のような印象を受けると、そのガラスはミネラルという事になります。

あまり多くを語らずこの行為でガラスを見抜くと、周りには時計に詳しそうだという印象をあたえることができるのです。ぜひチャレンジしてみてください。

微妙すぎてわからない場合は、素直に聞くことをおすすめします(笑)。

バイヤー:合田圭四郎

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