アナログ時計は方向を知ることができる

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初めて訪れる場所など、情報を知っておかないと方向などチンプンカンプンで全くわかりません。

近くの人に聞いてすぐわかればいいのですが、大自然の中などの場合そうもいきません。
運良くコンパスを持ち歩いていればいいけど、必要な時ほど持っていないものです。
こんな時、コンパスとして使えるのが腕時計となります。

地球の中心を通っている赤道で北半球と南半球がわかれており、どちらにいるかにより方向の出し方が変わります。

日本があるのは赤道より北なので、北半球という事になります。
腕時計をコンパスに使う場合、まず太陽が出ていることが前提となります。
太陽が出ていないと、方向を調べることができません。
なのでこの方法は、太陽が雲で隠れてしまっている時や夜間は不可能となります。

とにかく周りを見渡し影を見つけ、それから太陽を見つけます。次に時計の短針(時針)を太陽に向けます。
短針と12時のちょうど真ん中が南となるので、これさえわかると対角が北、というように各方向を割り出すことができるのです。

旅先では方向もわからないのが当たり前で、タクシーに乗って行き先を伝え行き方は委ねる、というケースが多いですが、せめて方向がわかっているだけで遠回りされている、間違った方向に進んでいるという事が察知できます。

南半球での調べ方は少し異なります。
周りを見渡し影を見つけ、太陽を見つけます。12時を太陽の位置に合わせ、短針と12時の中間が北ということになります。

もしアナログ時計ではなくデジタルの時計を持っている場合、デジタルの数字を見てアナログの位置に置き換えると、誤差はでる可能性がありますが、おおよそ方向を知ることができます。

電子機器を使用しなくても、時計を使って簡単に方向を調べられるアナログコンパスは、知らないより知っておくほうが便利です。

バイヤー:合田圭四郎

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