オリスが創りだす画期的な機構

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気温が上がってくると、少しづつですがダイバーズウォッチの人気が出る季節になります。早くも徐々にダイバーズウォッチをお探しの方からご注文をいただくようになってきました。

薄型や小さめなサイズに人気が戻ってきていますが、ダイバーズに限ってはデカ厚がいまだ人気のようにも思えます。

ダイバーズウォッチが防水なのは当たり前として、代表する機能のひとつとしては逆回転防止ベゼルがあります。反時計回りにしか回らず、時刻をセットすることでタイマーとして使うことができる便利な機能です。

構造上、どうしても反時計回りには動いてしまうので、たまに設定している場所からズレてしまっていることがあります。

ここですごいのが、オリスが独自に開発したローテーションセーフティーシステム。通常の状態では空回りなので、時計回りにも反時計回りにも自在に動くわけですが、ベゼルの位置が変わってしまうことはありません。

使い方としては、ベゼルを引き上げることで動かせる状態に変更し、従来のダイバーズウォッチと同様に位置を変更し、OKであればベゼルを下に押し込んでセットする。たったこれだけなので間違う可能性もとても低いです。

今までになかった「引き出す」「押しこむ」の動作が加わることにより、ベゼルの誤作動を減らすことに成功している、画期的な構造となっています。
こういった特殊な構造を開発し続けるオリスは、今後も発展が期待できるブランドとして注目すべき存在と言えるでしょう。

バイヤー:合田圭四郎

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