時が経つのは早い

スクリーンショット 2015-10-18 19.34.52
歳を重ねるごとに過ぎる時間が早くなってきている気がします。2015年も気がつけばあと2ヶ月少々となりました。

最近定額で動画を楽しめるサービスを知り、いつでも映画やら海外ドラマやら見える環境になっています。
先日、ついつい懐かしいと閲覧した映画が「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」です。

懐かしいと思って何気なしに見ていたんですが、ふと開始から間もないシーンで思わず一時停止ボタンを押して確認してしまいました。
1985年から未来に向けてタイムスリップするのですが、行き先の設定が2015年10月21日。現在から数日後というわけです。

最初に映画を見た当初は学生だったので、はるか先の未来に感じてましたが、明々後日ともなると少々驚きました。

時間を中心にした作品は多々ありますが、いま見ても古臭さをそんなに感じないのはこの作品の表現力が素晴らしい証拠だと思います。
当時はインターネットの存在が無かったこと、携帯電話はあったけど全然今ほどは普及していなかったことなど、創造された未来とはやはり違っています。

この作品を全て見て違和感を感じたことがいくつかあります。映画なのでリアルな指摘をしても面白くありませんが、久しぶりに見て当時思った感覚を思い出しました。

まず、あまり秒が意識されていない。
最初の作品では雷が落ちた時間がキーとなっていますが、雷が落ちるのは本当に一瞬なので、タイミングとなる秒単位を気にしなければならないはずが、時、分が優先され秒が全然触れられません。

次に、基本的に時計の時間が全て合っている事が前提という事です。
これはいろんな作品に言えることなのですが、電波時計が普及した現代でもピッタリ時刻が合っていることはあまりないのです。

例えば電波時計は、一日のあるタイミングで電波を受信し時刻を修正しながら精度を保つ仕組みになっています。受信しているタイミングが完全一致していない限り、すべての時計が完全一致している事はまずなく、わずかながら日差が発生してしまいます。

軍の部隊が作戦実行時に時刻を合わせる、いわゆる「ハック機能」のように、同時に時刻を合わせると狂いにくいのですが、受信できたりできなかったりと、まだまだ完全一致までは遠いように思います。

現代ではGPSなど高いテクノロジーが普及しているので、より高い技術になっているであろう未来ならともかく、時代的にゼンマイが中心の過去ではまず各時計で時間が狂ってしまうはずなのです。

何はともあれシリーズすべて大好きな作品なのですが、今さら知った事は一作目の日付が自分の誕生日であったという事です。
芸術の秋なので、懐かしいいろんな作品を見たいと思います。

バイヤー:合田圭四郎

カテゴリー: ご利用頂いたお客様の声 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA