VOSTOK EUROPE（ボストークヨーロッパ） アイアンウルフ(Iron Wolf) 自動巻き スケルトン 腕時計 NH72-225E764

ボストークヨーロッパの本拠地リトアニアは、2023年にヴィリニュス遷都700年を迎えました。2024年に発売された本モデルは701年目ということで、数量701本限定で制作・販売されています。

アイアンウルフ(Iron Wolf)は、鋼鉄の鎧をまとい鉄の心臓を持つと言われています。リトアニアの首都ヴィリニュス誕生の伝説にも描かれています。

中世。ヴィルニア川がネリス川に注ぐシュヴェンタラギスの谷の近くの聖なる森で、ゲディミナス公（1275-1341年頃）が狩りを行っていました。

大公は、オーロックスの狩りの後、疲れ果てその森で寝入ってしまいます。

すると、丘の上に巨大なアイアンウルフが立ち、百匹もの狼のように力強く吠えている夢を見たのです。

目を覚ました大公は、クリヴィス（司祭）リズデイカに夢の解釈を依頼しました。

「アイアンウルフは城と都市を表し、この地にあなたによって建設されるであろう。この都市はリトアニアの首都となり、統治者の住まいとなり、その栄光は世界中に響き渡るだろう。」 と神父は告げたのです。

そこで、ゲディミナスは神々の意志に従って都市を建設し、ヴィルニア川の流れからヴィルニウスという名前をつけました。

文字盤の6時方向にあるマークは、首都ヴィリニュスにあったゲディミナス城のうち、現存する西の塔（ゲディミナス塔）がモチーフになっています。

アイアンウルフ(Iron Wolf)により数世紀にわたり守れたリトアニアのシンボルであるゲディミナス城をあしらったフェイス。

アイアンウルフ(Iron Wolf)の先には、鉄の心臓をオープンハートでイメージしています。

蓄光が施された針とインデックスで暗闇でも抜群の視認性を誇ります

インデックスと針、アイアンウルフのイラストには蓄光塗料が塗布されており、暗闇でも光ります。夕方の帰宅時や映画館などの暗い場所でも時間を確認できて便利です。

表だけでなく、裏側もスケルトン仕様になっていて、ヴィリニュス遷都700年を記念するロゴが描かれています。

大きめのリューズは2〜3時方向にあり、手首に当たりづらく使い勝手のよい配置になっています。

ステンレスケースには、中世の鎧をイメージしたリベット付きブレスレットにダブルロックバックル。

ダブルロックバックルは、誤作動で外れることを防ぐようになっていて、不用意に簡単に外れないようになっています。

ステンレススチールのシャープな印象に、スケルトンならではのメカメカしいデザイン。

中世ヨーロッパ・メタリックな要素が好きな方にぴったりな腕時計です。