クロノグラフの新しい使い方

  
少しずつ過ごしやすい季節から暑いと感じる季節に変わっている気がします。
これからは腕時計が丸見えとなるシーズンなので、時計の存在感が上がってくることでしょう。同時に時計を外すとその部分だけ日焼けしない「時計焼け」が心配になってきますので、気になる方はたまに時計を左右付け替えることをおすすめします。

僕が機械式時計に魅了された最大の理由は、クロノグラフです。それまで生きていてストップウォッチといえば、デジタル腕時計や体育教師が首からぶら下げ持ち歩いているような、デジタルのストップウォッチしか考えられなかったのです。

機械式クロノグラフを手にしてからは些細な事でも時間を計測するようになったほど、気に入って日頃から使用しています。

自分で操作する楽しみがクロノグラフにはあり、飽きずに毎日使用しているのですが、先日新しい使い方をひらめいたのです。
去年の終わりから、楽しみながらできる運動をと思いゴルフを始めました。練習不足が露骨に出てしまい全然上達できず、いまだにボーリングのようなスコアですが、頑張って徐々に縮めていこうと思います。

まだまだ初心者なので、上手な方と比べ打数が多く、自分が何打売っているのか忘れてしまいがちです。いつもはカウンターをポケットに入れてカウントしているんですが、この前はうっかり忘れてしまっていました。

何とかせねば、と考えていて午前中が終わったら荷物の中を探しに行こうと思い、今何時だろうと時計を見た時に思いついたのです。

それはクロノグラフを使いカウンター代わりに使う、ということでした。1打打てば1秒進めるという行動を繰り返し、合計何打なのかを計測するのです。
試してみたところ思っていたよりも使い勝手がよく、間違えること無くスコアをつけることができました。

今回使用したのは機械式だったので、クロノグラフ針が滑らかに動きたまにわかりづらい時がありましたが、これがクォーツ式なら1秒毎にカチッカチッと動いてくれるので、よりカウンターとして使いやすかったんじゃないかと思います。

同じ発想で考えると回転ベゼルもできそうな気がしたので試してみました。

まず双方回転ベゼルの場合ではわりと動きやすくできているせいか、いつの間にか進みすぎていたり戻ってしまっていたりと、カウンターとしての機能は難しいという感想で、片面動かない逆回転防止ベゼルの場合だと、その名の通り反時計回りにしか進まないので、数えるときにややこしいと実感しました。

針が進むのは見慣れているので、目盛さえちゃんとついていればクロノグラフでの実用はかなり実用的だというのが感想です。

一番の理想は、カウンターを使用する必要がない打数でホールインすることなのですが・・・それは今後の課題とします。

身の回りの事でクロノグラフを使用し、実用できる使い方を見つけるのも時計ライフを楽しむ方法だと考えています。
人それぞれの経験など、いろんな事で思いつくかもしれないのでぜひ意識し試してみてください。

バイヤー:合田圭四郎

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